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右(又は左)方屈折あり(203)

「右(又は左)方背向屈折あり(203)」とは?

概要

「右(又は左)方屈折あり(203)」は、進行方向に急角度で屈曲する1回のカーブがあることを警告する警戒標識です。

急カーブであるため、進入前に十分な速度低下と操舵の確実性が求められます。

意味

本標識は、「進行方向に急な1回のカーブが存在する」という具体的な道路構造を運転者に示します。

設置箇所は一般道路や走行速度が高い道路の単路部で、カーブが急であることから直線的な進入では重大事故につながる可能性があるため、事前警戒を促す目的があります。

運転者が注意すべきポイント

  • 強い減速の必要性:急カーブであるため、進入前に十分な速度低下が不可欠です。
  • 操舵の確実性:ハンドル操作を一気に行う必要があり、不適切だと車線逸脱や横滑りに繋がります。

実例

市街地の設置例

よく似た標識との違い

右(又は左)方屈曲あり(202)

緩やかなカーブ。スムーズな曲線操作が中心。

右(又は左)方屈折あり(203)

急カーブ。曲線半径が小さく、直角に迫る折れ方により、運転リスクが高い。

右(又は左)方背向屈曲あり(204)・右(又は左)方背向屈折あり(205)・右(又は左)つづら折り(206)

これら三種は連続カーブの標識になります

203番は反転せず、単一回のみで終了する急カーブという違いがあります。

それぞれの詳細はこちら

設置される場面

  • 直線→急カーブ直前の区間
  • 山間部や市街地でも設置され、高齢者や夜間通行者への注意喚起に有効

法的根拠と標識番号(形式情報)

標識番号:右(又は左)方屈折あり(203)
根拠法令:「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令」および「道路標識設置基準」による明文化

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